AirMacExpressお亡くなり(つづき)


半年前からうんともすんとも言わなくなった
私のAirMac Express

前回 は、直すといいながら強引にバキバキ
壊しただけなので、今回はもう少し詳しく
見てみた。

分解したAirMac Expressの内部は大きく電源
ユニットと無線LANユニットの2つに分かれて
おり、それぞれのユニットは6本(3色)の
ケーブルでつながっている

電源ユニットはSamsung製で、基盤にQ61と
製造番号が書き込まれている。


電源ユニットの上の方を詳しく見てやると、
チップ抵抗R01, R02が焦げている事がよーく
わかる。動作しなくなった理由はおそらく
これだろう。

取り付けられてたカバーをよーく見てやると、


やっぱり焦げてる。
よく家燃えなかったな。。。

ということで、電源ユニットが焼けただけなので、
ちゃんと無線ユニットに電圧を供給してやれば、
復活しそうだ。

電源ユニットを見た感じは100-240VACを何ボルトかの
直流に整流して、KIA製3端子レギュレーター278R05PIで
+5VDCにさらにその電圧を+3.3VDCに落としている。
よって無線ユニットへは
赤色(1本):+5V
オレンジ色(2本):+3.3V
黒色(3本):GND
を供給しているようだ。
(ただしこのKIAのレギュレーターはmax 2Aとでかい。
無線ユニットが結構電流食うみたいなので注意が必要)

一番手っ取り早く直せそうなのは、焼けたチップ抵抗を
付け直す事だけど、チップが焦げてて何オームかまったく
わからないので却下。

次に考えたのは、
+5VDC(2A max)のスイッチング電源を持っていたので、
それを直接レギュレーターのVin側にいれて、動作するか
確認してみたが、+5Vはでるけど、+3.3V側が完全に
死んでいる。この方法もダメだな。

ということで、壊れた電源は諦めて、新たに電源を
作ってみた、先ほどの+5Vのスイッチング電源に
+3.3Vの3端子レギュレーター(NEC製2933, max 1A)を
かましてあげました。


一応、max 2Aを確保するため、レギュレーターを2つ
並列につないでいる。
お試しなので見た目は悪いけど、ちゃんと+5Vと+3.3Vが
でてるよ。

さて、早速このポンコツ電源を無線ユニットに繋いでみると。。。


LEDがちゃんと点灯した~♪
緑ランプがついたのなんか久しぶりにみたよ~♪


これでAirtunesも復活!iTunesでもちゃんと認識されて
音もちゃんと出ますよ~。
今日から快適音楽生活 復活です。
近所の皆さんごめんなさい。

Posted: 土 - 4 月 12, 2008 at 07:43 午前      


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