時代の終焉


今年で鈴鹿も終わり。そんでもってシューマッハも引退。
今年は見に行かなくては、と思い鈴鹿に2年ぶりに行ってきた。

いつもはお金がないので自由席で観戦するのだが、
今回は運良くシケイン前の指定席(B3席)を譲ってもらった。
その観戦ポイントから
シケインの方はバカでかいブリジストンの看板が邪魔して
まったく見えないのだが、130Rの出口のストレートと
S字コーナーの出口の両方が見渡せるなかなか良い席で
あった。また天気は快晴で、伊勢湾の向こう岸までもが見えてて
非常に綺麗であった。



スタート後はもうミハエル・シューマッハの独壇場で
ぐんぐん他を引き離し、誰もが彼が優勝すると思ってた(はず)。

あぁでもレースって残酷

ミハエルの2回目のピットインの直後、S字を抜けたところ
(ちょうど我々の席の目の前)でエンジン音に異変、それから白煙を
吹き上げてリタイアしまった。
この瞬間の鈴鹿のどよめきと、すべてが終わったような
失望感は言葉では言い表せない。(これほど日本にミハエル・
ファンがいるとは思わなかったよ)

相も変わらずフジテレビのF1中継が間抜け すぎて、CM中に
ミハエルがリタイアしてしまったようだが(テレビ見てた人は
訳わからんかったであろう)、おそらく2回目のピットイン時に
エンジンに支障をきたしたのであろう。

優勝は結局アロンソ。ミハエルがリタイアしてしまったため、
チャンピオンシップはあと1戦を残して10点差。
これで今年もチャンピオンはアロンソで決まりだろう。

レースが終わった後、リタイアしたミハエルのフェラーリが
トラックで運ばれて行くのを見て、なんかすごく寂しい
気分になりました。


ミハエル・シューマッハの時代ここに終わる

Posted: 火 - 10 月 10, 2006 at 01:15 午前      


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